【CA→美容家になるまでvol.4】夢だった本の出版が叶った流れと企画書作成のポイント
目次
一般人の個人が出版の夢を叶えるには?
「好きなことを仕事にしたい!」と起業を考えている女性の中には、「いつか本を出版したい」と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
私が運営している「CAメディア」で、起業をしている・目指しているメンバーにヒアリングした中でも「本を出版したい」という意見は多く、Webの時代になったとはいえ、やはり本の持つ力は強いんだなと感じました。
そんな私も、昔から本を読むのが大好きで、いつか本を出版したいというのは夢でした。
でも、有名人でもない一個人が、どうゆう経緯で出版が決まるのかなどまったく想像がつきませんでした。
そこで、今回は、一般人だった私が本を出版することになった流れと、企画書作成のポイント、やっていてよかったことについてお話します。
これまでの流れはこちらの記事で書いています。
セミナー内容が本を出版に発展!
百貨店でのCA流美容セミナーとAll Aboutでの連載がスタートしたのが、2013年10月でした。
そして本の出版が決まったのが2014年1月。
出版したのが2014年6月。
「キャビンアテンダント5000人の24時間美しさが続くきれいの手抜き」(青春出版社)
とても急展開で自分でも驚きました。
CA流美容セミナーは月1回、半年コースのものでした。
そのため、セミナーの案内として全6回のカリキュラムを組むのですが、そのカリキュラムを見て、「このまま本になりそうだね!」と言っていただいたことがありました。
そしてそれが現実となったのです。
これはもっと後から知ったことですが、セミナーから本に発展するケースは少なくないそうです。
以前の記事で、セミナー担当者がブログを見て「良い人いないかな」と探していると書きましたが、同様に本が書けそうなセミナー講師を探している出版社の方も多いようです。
実際にセミナーがきっかけとなって出版に至った人は、私の周りにも何名かいます。
企画書作成で意識したポイント
出版のご縁をくださったのは、今回も薬膳アテンダントの池田陽子さん。
池田陽子さんについては【CA→美容家になるまで♡】企業受付の仕事をしながら副業でプチ起業でも紹介させていただいています。
池田さんが「知人の出版社の編集さんと忘年会をやるから、よかったら一緒にどう?」と声をかけてくださり、私も参加させていただくことになりました。
その際に、「簡単なものでいいから本の企画書も持ってきてね!」と言われたので、用意して持参したのです。
もちろん企画書作成も初めてのこと!
企画書について調べてみると、「あまり長すぎても読む気がなくなる」ということが書いてあったので、私の場合はセミナーのカリキュラムを元に作成したワード2枚程の企画書を用意しました。
パワーポイントなどを使った見栄えの良いものではありませんでしたが、本の内容がイメージできるように、目次形式で章立てや各章内の項目を箇条書きで細かく書くということを意識して作成しました。
その日は会が始まって早々、「酔わないうちに企画書を」と促され渡しただけで、その後はただただ楽しく飲んだという記憶しかありません(笑)
次のページでは、一般人だった私の企画書が企画を通った理由をお話します。