Yumiko Shimizu Official Blog

ひとり寝はいつから?2歳で子供部屋でひとりで寝るようになった息子の一人寝トレーニングと成功の5つのポイント

「ひとり寝」してくれると夜がとってもラクになる!

「子供の寝言で起きてしまう」

「夜くらい邪魔されずにゆっくり寝たい」

そんな思いから、「子供が早くひとり寝してくれたら」、と思う女性は多いのではないでしょうか。

子育てしながら好きな仕事もし、自分の時間も欲しいと考える私にとって、親子ともに睡眠の質を上げることは最重要項目の1つでした。

そのため、睡眠にはかなりこだわり、ねんねトレーニングの本も数多く読んできました。

そんな我が家は、息子は2歳でベビーベッドを卒業してから、子供部屋にキッズベッドを置きひとり寝するようになったのですが、それによって睡眠の質がかなり上がりました!

息子も毎日11~12時間ぐっすり眠り、朝から元気いっぱいで過ごしています。

ここでは、2歳でのひとり寝トレーニングと成功のための5つのポイントをお話したいと思います。

ひとり寝をするために大事な生活リズムを整えるポイントについてはこちらで詳しく書いています。

 

ひとり寝のきっかけと添い寝を選択しなかった理由

ひとり寝をするようになったきっかけは、ベビーベッドが2歳でサイズアウトしたからです。

それまでは、夫婦の寝室にベビーベッドを置いていたのですが、大人のシングルベッドとほぼ同じサイズのキッズベッドを置くとなると入らない!

ということで、キッズベッドは子供部屋に置くことになりました。

ここで添い寝を選択するご家庭もあるかと思いますが、我が家はその選択肢はありませんでした。

なぜなら息子は非常に寝相が悪いから!

寝ながら360度回転し、格闘技をやっているのではないかと思うほど凄まじい寝相です。

さらに、寝言もうるさい(笑)!

夜泣きはしないので夜中起こされることはなかったのですが、やはり同じ部屋で寝ていると息子の寝言が気になってしまう……

そこで、キッズベッドデビューと同時に一人寝デビューさせることにしました。

 

ひとり寝できるまでにどのくらいかかった?

これまでも一人でベビーベッドに寝ていたとはいえ、パパ・ママと違う部屋で寝るのは嫌がりそうだなと思っていたのですが、意外にも4,5日で慣れました。

「赤ちゃんベッド小さくなっちゃったから、今日からこの大きいベッドで寝ようね~!」

「かっこいいね~!!」

と乗り気にさせ、最初の数日は寝付くまで隣にいてあげました。

(もっと早い段階でねんトレをしていたので、ベビーベッドのときからセルフねんねはできていました。ねんトレについてはまた書きたいと思います)

1日目は寂しかったのか、冬だったから寒かったのか、23時ころと朝5時ころに泣いて起きてしまいましたが、隣に行って「大丈夫だよ」と声をかけてあげると寝ました。

その後、2.3日は夜中泣いてしまうこともあったのですが、「大丈夫だよ」と声をかけに行くとすぐに寝て、1週間も経つころには泣くこともなくなり、完全にひとり寝に慣れた様子でした。

意外にもスムーズにいったひとり寝トレーニング。

(トレーニングというほどのこともしていないのですが……)

私が考える成功のポイントを5つ上げてみます。

 

ひとり寝成功のポイント1:添い寝しない

慣れるまでは、寝付くまで隣にいてあげましたが、キッズベッドに一緒に入って添い寝することはしませんでした。

そうすると、「このベッドはママと一緒に寝るものだ」という記憶ができてしまうからです。

そのため、キッズベッドの下の床に横になることはしても、キッズベッドに入ることはしないようにしていました。

 

ひとり寝成功のポイント2:安心できる環境を整える

ひとり寝を阻害する要素は「怖い」という感情。

そこで、ベッド回りにお気に入りのものや愛着のあるものを置いたりして、安心感を高めました。

息子の場合、ベビーベッド時代に使っていた掛け布団が大のお気に入りだったので、キッズベッド用に購入した布団もあるのですが、ベビーベッドの布団をかけてあげていました。

3歳になった今でも、そのベビーベッド用の布団がないと眠れないほど、お気に入りです。

あとは、「きらきら星」のお歌が好きでよく歌っていたので、シルバーの星柄の入ったカーテンを買いました。

おばけが怖いと言っていたときも、「お星さまが守ってくれるから大丈夫だよ」と伝えると安心したようです。

 

ひとり寝成功のポイント3:寝事泣きには反応しない

これはねんトレの基本でもありますが、子供の泣き声がしたときには、すぐに駆けつけるのではなく、しばらく様子を見ることが大切です。

目が覚めてしまって泣いていたり、呼んでいたりするのではなく、単なる「寝ごと」かもしれないからです。

特にひとり寝の場合、子供の様子が見えない分、声が聞こえるとすぐに駆けつけていきたくなりますが、そこをグッと我慢。

寝事泣きの場合、1分程様子をうかがっていてると、だんだんと声が小さくなっていき、3分程すればそのまま寝てしまいます。

放っておけば一人でまた眠りにつくことができるのに、「大丈夫!?」と様子を見にいってしまうと、目が覚めてしまい、また寝かしつけをしなくてはならないことになります。

我が家の場合は「寝ごと」であることがほとんどです。

これは、ひとり寝に限らず夜泣き対策の基本ですが、姿が見えないひとり寝になってからはさらに重要な鍵になってくると感じました。

2,3歳になると話も分かるので、「夜はパパもママも寝てるから、呼ばれてもすぐに来れないんだよ。朝になったら来るね」などと説明しておけば、分かってくれることもあります。

ひとり寝成功のポイント4:温度、湿度を整える

同室の場合、暑い、寒いというのは親が気づき温度調整することができますが、別室になると夜中の温度が分かりません。

普段は夜泣きをすることのない息子が何日も連続夜中起きてしまったことがあったのですが、結果的に原因は暑すぎる、寒すぎるなど寝室環境でした。

「暑すぎないかな?」「寒すぎないかな?」と親が不安になってしまわないように、慣れるまでは温度計、湿度計を置き、快適な温度を保てるようにすることが大切です。

 

ひとり寝成功のポイント5:安全性を確保する

ひとり寝成功のためには、子供の安全性を確保することが何よりも重要です。

ベビーベッドと違って、自分でベッドから出られてしまうキッズベッドは、万が一夜中ベッドから抜け出してしまっても、暗闇の中つまずかないように部屋にものが落ちていない状態にしたり、冬場使用するヒーターは触っても熱くないタイプのものにしては慣れた場所におくなどしています。

ベッドから落ちてしまわないように、柵のついたキッズベッドを選ぶことも重要です。

キッズベッドについてはまた書きたいと思います。

 

ひとり寝は順応性が高い年齢のうちに

ハードルが高いように思えたひとり寝ですが、慣れてしまえば同室で寝ていたのが信じられないくらい、快適な睡眠を確保できるようになりました。

私はお互いの睡眠の質を重視したので、別室という選択をしましたが、日本ならではの川の字に寝るメリットも色々と挙げられていますし、それぞれの家庭にあった寝方を選ぶのがベストかなと思っています。

ひとり寝を選択するならば、やはり月齢が低いほど順応性が高いので、ベビーベッドを卒業する2歳というのはひとつの節目だと思います。

私の場合は2歳まではやはり心配だったので同じ部屋で寝ていましたが、周りには退院してすぐから母子別室にしている人もいます。

ひとり寝を目指す方の参考になれば嬉しいです。

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