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「家事のやる気が出ない」を解決!「CA流プリセット術」でやる気スイッチをオンにする

面倒な家事もやるのが楽しみになる方法

家事のやる気が出ない。

やりはじめたらやる気が出るんだけど、やり始めるまでが腰が重い。

そんなことはありませんか。

理性で無理やり背中を押す方法もありますが、もっとラクに楽しくスタートしたいですよね。

面倒な家事やタスクもやるのが楽しみになるおすすめのCAスキルが、すぐにタスクをスタートできる状態にあらかじめ準備しておく「プリセット」という方法です。

 

CAが機内で必ず行う「プリセット」とは?

機内では収納スペースが限られているため、例えば機内の前方で使うものが、一番後ろに搭載されているというように、使いたい備品が使いたい場所に搭載されていないケースが多くあります。

しかし、限られた時間の中でサービスを終わらせるには、離陸してシートベルトサインが消えたらすぐにサービスに取り掛かれる状態にしておくことが重要です。

そのため、CA(客室乗務員・キャビンアテンダント)達がサービスの準備としてまず行うのが「プリセット」です。

いざサービスをスタートするときもたつくことなくすぐ取り掛かれるような状態に事前にセットしておくのです。

キッチンのカートのプリセットをはじめ、毛布、新聞・雑誌、入国書類などお客様にお配りするもののプリセットも欠かせません。

 

「料理が面倒くさい」を解決

よく料理番組で、あらかじめカットされた食材や、分量を量った調味料、鍋やボールなどの調理器具がずらりと並んだ状態で料理をしていく場面を見ることがありますよね。

その状態だと何だか料理のハードルがグンと低くなったように感じませんか?

それは、すぐに料理に取り掛かれるような状態に、食材や道具がプリセットされているからです。

自分がその場になって「面倒だな」と思いそうなことは、最初の一歩をプリセットしておくことで、ハードルがかなり下がるのです。

私の場合は、料理をする際に「野菜を洗って、皮を剥いて、切る」という作業がハードルとして立ちはだかるので、にんじんや玉ねぎ、ねぎ、小松菜、ブロッコリーなど冷凍保存が効く野菜は、その野菜を使うタイミングでまとめてカットしてしまい、冷凍保存しています。

よくスーパーで売っている冷凍カット野菜を、自宅で作るようなイメージです。

そうすると、いざ料理に取り掛かるときに鍋にポンポンと野菜を入れていくだけで良いので、面倒さが半減します。

「お風呂に入るのが面倒くさい」を解決

CA時代、到着後にみんなで食事に行くことがよくあったのですが、出かける前に「お風呂のプリセットしてから行こう!」と合言葉のように言っていました。

食事をして帰ってきてから、スーツケースを開けて、着替えや洗面道具を出して、お風呂に入るというのは、想像するだけで面倒になってしまいます(笑)

それを、まだ元気なときにプリセットしてしまうのです。

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、クレンジング、洗顔料などバスルームで使うものはバスタブにズラリと並べ、化粧水、乳液などデスクで使うものはデスクに使う順番に並べておきます。

そうすると、疲れて帰ってきてもお風呂に直行すれば良いので、ハードルがグンと下がります。

朝早いフライトの時は、翌朝のため、デスクにメイク道具を使う順番に並べておくというプリセットもしていました。

面倒になると分かっていることは事前準備でハードルを下げておくということは、もちろんホテルだけでなく、自宅でも実践できます。

 

プリセットでやる気スイッチをオンにする

面倒なことであっても、それにすぐに取り掛かれるような状態が整っていると、不思議とやりたくなってしまうものです。

プリセットは初動を早くするだけでなく、タスクのやる気スイッチをオンにしてくれるような役割をしてくれるのです。

数時間後の自分をラクにするため、CA流プリセットスキルを活用してみてくださいね。

 

「いつも家事に追われている」から解放されるCA流タイムスケジュールについてはこちら、

 

やめてよかった家事についてはこちらで書いています♡

 

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