Yumiko Shimizu Official Blog

【CA→美容家になるまでvol.3】個人事業主として副業でプチ起業♡小さく始めるメリット

派遣で企業受付×副業で美容家♡ 私が派遣を選んだ理由

起業というと気になるのが資金の問題。

CA流美容コンサルタントとして活動を始めた頃のお仕事は、玉川高島屋と渋谷カルチャーワークスでのセミナーとAll Aboutでの連載のみ。

もちろんそれだけで生活していけるわけではありません。

 

セカンドキャリアで起業を目指した理由と、仕事の依頼が来るまでの流れはこちらの記事で書いています。

 

 

 

当時はまだ独身だった私は、週5日外資系企業の受付のお仕事もしていました。
(外資系金融と外資系コンサル計2社を経験しました。)

CA退職後、転職活動をしているなかで、正社員で秘書や広報などの求人も紹介していただいたのですが、その時にはすでに自分で仕事をしたいという想いがあったので、ダブルワーク可能な派遣社員という働き方を選びました。

面接の際に、独立を目指していて、副業をしたい旨も伝えていたので、美容のお仕事のことを隠す必要もなくとても働きやすかったです。

今回は、当時の私のライフスタイルを通して、ダブルワークでプチ起業から始める3つのメリットをお伝えいたします。

 

1. 生活にメリハリがつく

受付のお仕事は、週5日、一日8時間勤務だったので、自分の仕事のために動けるのは、平日夜か土日のみ。

一見、自分の仕事の準備をする時間があまりなさそうに思えますが、動ける時間が限られていることで、その時間を有効に使おうという意識が働き、今振り返っても驚くほどのスピード感で準備を進めることができていました。

セミナーのお仕事は基本的に土曜日か平日の夜に入れて、打ち合わせの際は、先方にお昼休みや終業後に当時働いていた六本木ヒルズまで来ていただき、ランチやお茶をしながら打ち合わせをするなどして対応していました。(いつも私に合わせていただき申し訳ない気持ちはあったのですが……)

お陰様で両立が大変だと思ったことは、一度もありませんでした!

残業がほとんどなく、お昼休みも時間通り確保されるので、予定が立てやすいのも、派遣社員のメリットです。

 

2. 視野・スキルが広がる

新卒で客室乗務員になった私は、客室乗務員以外の仕事を知りませんでした。CAというとマナーは完璧という印象を持たれがちですが、メールのやり取りをはじめ、ビジネスマナーは未経験です。また、CAの仕事はパソコンを使うこともほとんどないため、OAスキルもほぼないに等しい状態でした。

受付の仕事を通して、ビジネスマナーやワード・エクセルなどのOAスキル、そして何よりも会社がどのように成り立っているか、社員がどのように働いているかを見ることができたことが、今振り返るととても意味のある経験だったと思います。

また、社員の方に起業の話をしたり相談に乗っていただいたこともあります。

どうしても自分の周りにいる友人たちは、自分と似ている人が多くなりがちです。仕事を通して全然違うコミュニティの方の意見を聞いたり、そのような方々と何気ない話をするなかで、より客観的に自分を見ることができて、新たな視点やアイディアが生まれることも多いと思います。

3. 生活費を気にしなくていい

ダブルワークをする一番のメリットは生活費を気にしなくていい点、資金リスクが低い点にあると思います。

「うまくいかなかったらどうしよう」、「あと何ヶ月で貯金が尽きてしまう」など追い詰められた状態では、思考も制限されて、本当にやりたいことよりもいかにお金を稼ぐかを考えてしまう気がします。

そのような中で力を発揮できるタイプの方もいるかもしれませんが、私は安定したなかで自由にやりたいことをやっていきたいと考えていたので、軌道に乗るまで、受付のお仕事で経済的・精神的な安定を得ながら進められたことには、本当に感謝しています。

ちなみに、私の場合は仕事内容も記事を書いたり、セミナー内容を考えたりするというもので、初期費用はほぼかかりませんでした。

 

女性にはダブルワークでゆるやか起業がおすすめ♡

男性の場合は仕事を辞めて、融資を受けて、どーんと大きく始める人も多いですが、女性の場合は、このように二足のわらじ期間を持って徐々にシフトするプチ起業がリスクも低くおすすめです。

資金面の安定はもちろんですが、精神面も安定は何かと不安になりがちな起業準備中に欠かせないものだと思います。

何より、ダブルワーク中に出会った方々は素敵な人ばかり!今でも私の財産です♡

CAのコミュニティとも、起業仲間のコミュニティでもない人間関係は、私にとってとても新鮮で魅力的なものでした。

次の記事では、夢だった本の出版が叶った経緯と出版企画書についてお話したいと思います。

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